アジアゾウ

2016年 9月

 海外の折り紙団体OrigamiUSAが、アメリカの野生動物保護協会との共同企画で、ギネスレコードの更新を狙って3万5千匹のゾウの折り紙を募集していたので、私も便乗するべく創作。期間が短かったことと、大量生産を容易にするために工程数を出来るだけ少なくしたので、近年の私らしからぬ優しいタッチのシンプルな作品となった。ゾウの折り紙はすでに腐るほど世の中に出回ってるので、申し訳程度のオリジナリティとして顎(口)を付属してみた。なお、重量感を出すため、例のごとく無理くりお腹も折っているが、時間の関係もあって送付したバージョンでは折っていない。 なぜアフリカゾウじゃないの?って思われる方もいらっしゃるかと思われるが、理由は簡単である。アフリカゾウは耳がでかくて牙も長い。私がさんざん通った地元の動物園はアジアゾウしかいなかったこともあって、アフリカゾウには全くなじみがないせいなのか、どうも骨格が良く分からない。これが理由だ。ちなみに、前作ったリスザルはその動物園で遊んだ子供の時の思い出をベースに作成している。私の観察力が乏しいのでどうしても写真だけではつかめないので動物園にも行ってみたが(もちろん一人じゃないよ←ここ重要)、やっぱり胴体部分がうまくいかない。というわけで、本当はアジアゾウ+アフリカゾウ+玉乗りゾウの3作品を作成する予定だったが、1体のクオリティを上げることに変更したので残りの2体はお蔵入りとなったわけだ。玉乗りゾウとはサーカスの芸をしているあのゾウだ。試し折りの段階でよさそうな気がしたが、あまりにも今回のコンセプトに外れているので却下した。

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