折り紙探偵団コンベンション1日目

8/13

ついに始まりました。第22回折り紙探偵団コンベンション。

 

今年は満を持して初参加をさせていただきました。

 

いやはや初めての経験なので緊張しますね・・・はい。

 

 

時間とともにダイジェスト形式で行きます。

 

7:50 起床。白山駅には何度も行ったことがあるけど方向音痴な自分を踏まえて9:00の受付に間に合うように早めに出る。

 

8:50 意外と迷わず東洋大まで行けたので松屋で朝食を食らい受付へ向かう。

 

9:00 コンベンションメイン会場に到達。意外と会場への看板が少なかったので結局迷ってしまった。中にはとんでもない人だかり。みんな早すぎワロタwwwとりあえず受付であろうクソ長い行列に並ぶ。

 

9:20 受付を済ませ、その流れでコンベンション折図集を購入。しかし、ここで緊張のためかお金だけ払って商品を忘れそうになるという痛恨のミス。すぐに気づいて受け取ったものの、去り際に「たまにいるんですよね」という神谷さんの声が聞こえてとても悲しくなる。

 

9:30 折り紙の展示を行うために展示室へと向かう。中にすでにたくさんのハイクオリティの作品たちが!!どれもこれも写真でしか見たことがなかったのでさっきの恥じらいなど消し飛ぶくらい興奮した。

 作品は列ごとに分かれていて、まず出口側の列が作家さんなどの職員の作品(だったと思う)。で、真ん中あたりが一般作品。そして招待作家の作品となっている。さらに奥には吉野一生さんの遺作が展示されていて、一番奥の列はコンテスト作品と折り紙オーディション用品が置かれている。コンテストの話はまた次にするとして、私が今回展示したのは火竜4.0(リオレウス)、恐暴竜3.0(イビルジョー)、ナイト、ガーゴイルの四体。それぞれコンテスト用に最新バージョンを展示している。正直迫力だけなら右に出る作品はなかなかないだろうと高を括っていたら、とんでもない作品が。 → 写真一覧

  

10:50 一通り見学した後、教室受付に入る。 とりあえず、初めての講習なので難易度の優しい作品を選ぶことにする(当然ですが)。自分の番号は260番だったから定員オーバーするんかなと思ってたら、意外とすんなり通ってよかった。どうやら人気の教室は結構高難易度に集中しているようだ(著名作家は別)。

 

11:00 昼休憩。マックで30分ほど過ごして会場に戻り、時間まで作品集の作品をひたすら折る。

 

13:10 講習開始!!記念すべき一発目は藤本修三さんの「ナマコ」。講師は張替亮子さん。フジモトキューブの人の作品ということは知ってたけど、全く現物を見たことがなかったのでどう来るかワクワクしていたが、シンプルないわゆる蛇腹作品だった。蛇腹折りは時間がかかるのでいかに早く折るかが重要視される。張替さんが自前の紙を用意されていて、だされたのはスイスから取り寄せたという包装紙みたいなやつだった。1:2の紙を使用し、初めに8:16等分か16:32等分のどちらをベースの作品にするか選んで作るそうだ。折るのが遅い人のためにわざわざ16等分の縦横斜蛇腹をあらかじめいれた紙も用意されていたが、張替さんが16等分と32当分までの折筋が25分でつけ終わります(キリッ。と言っていたので、自分は後者を選択。なのだが、案の定みんな折筋をつけるのに大分苦戦。30分立っても32当分の半分までしかつけ終わらない人が大半だった。自分は超ハイスピードで何とか折筋だけはつけることはできたものの、折りが甘かったのか、最後のまとめる作業に絶望。結局時間内で完成させることができたのはあらかじめ折筋の入った紙を使用した16等分作品の方だけだった(2名)。最後に「最初何分で終わるって言ってましたっけ?」て誰かが言って、張替さんが「25分です。」って答えたときにみんなは笑うしかなかった。その後、講習の合間に何とか完成させようとちまちま内職していたら、たまたまいた張替さんにその姿を見られ、声をかけてもらえた。まあ、最終的に作り終わったのは家に帰ってからなんだけどねwww

 

14:10 2回目の講習。続いては佐々木伸治さんの「バットガイ(バットマン)」。ブログをされている方【キャラ折りのススメ】で、たくさんのキャラクター折り紙を作っているとのこと。渡された折図では分からないが、実はインサイドアウトを使った複合作品。紙を2枚重ねたまま折り進めることにより3色表現を可能にしているとのこと。なるほど、これは勉強になる。バットマンは20工程なのでゆっくり折っても30分掛からないほどで終了しました。大分時間が余ってしまったと思いきや、「時間が余ったのでもうひと作品行きましょう。」とまさかのサプライズ!そして用意されたのは赤い紙。「バットマンを折ったので次はスパイダーマンを折ります。」おお、そうつなげてくるwww。こちらは風車の基本形をつかった面作品で意外と早い段階で特徴が見えてくる。個人的にバットマンより好きかもしれない。それでも時間が余ったら、今度は複合タイプのスパイダーマンを紹介。講習は終了したが、私は時間いっぱいまで使用して複合タイプのスパイダーマンまで折り上げた。実に内容の詰まった講習だった。

 

15:10 つづいては中村楓さんの「サケ」なぜか妙に自信のなさそうな態度をしているなぁと思っていたら、どうやらこの作品は名古屋コンベンションでも講習を行って、その時の受講生は4人だったのだが、その人数でさえ講習時間ぎりぎりまで掛かった。という経験があるらしく、今回は大幅に人数が増加しているので、時間内に終わるかどうか心配しているとのこと。その話を最初にされた時から違和感があったのだが、折り進めていく内に、大方の予想通り表記よりも難易度が明らかに一つ高いことが判明(前2講習受けての感覚)。説明であっちこっち歩き回って中々進まない。私は一番前に座ったこともあって手元がよく見えたので比較的積まなかったが、危ういときはちょいちょい教卓に置かれている完成作品をカンニングして折っていましたwwwそんなこんなで授業は続き、やばいやばいと言いつつも何とか時間ぎりぎりに講習終了。だが、何人かは最後のほうで追いついていなかったので半分くらいは居残り授業を受けていたと思う。教室を出た後は相変わらず次の講習まで座ってナマズ折っていたのだが、後から教室から出てきた、信じられないくらい落ち込んでる中村さんと目が合い、思わず「大丈夫ですか」と声をかけてしまった。

 

 16:10 いよいよ本日最後の講習。作品は木下剛さんの「トリケラトプス」。第3回コンベンションの時から参加しているベテランさんらしく、説明がとってもうまい。折図を見ながら丁寧に解説していて、「反対に折るって難しいよね」とか折る側の気持ちをしっかり分かってらっしゃる。外人さんもいたが、流暢な英語で余裕で対応。この男計り知れない。時折ものすごい分厚い工程があったけど、トリケラトプスは迫力があったほうがいいと思ったので30cmの紙で折ったので何とかなった。たぶん15cmの紙で折っていたら積んでいただろうな。

 

 とりあえず今日のところはそんなところだな。(どんなところだよ)

 一日目は風邪ひいて体調がそれほど良くなかったけど、明日は講習のコツをつかんだことだし、少し難しい作品も挑戦で来たらいいな。というわけで本日は以上。2日目に続きます。

 

写真一覧

 

 

 

 

10/13追記

 

諸事情で2日目のレビューは未公開とさせていただきます。記事を待っていてくださった方々、本当に申し訳ありません。

意見、暴言、悩み。なんでも受け付けます。

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